銀行だから、大きな会社だからネットキャッシングしても安心。
そんなのん気なこと言ってられる時代ではありません。
銀行だからこそ、大きな会社だからこそ、「その技術をもっと普通のことに使えば…」と思うような凄腕のクラッカーたちに狙われやすいのも事実。
そこで、今回はセキュリティ対策に注目して、ネットキャッシングを安全かつ便利に使うためのチェック項目をお教えします。
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基本中の基本!ワンタイムパスワードは標準装備されているかチェック
ネットキャッシングに限らずインターネットバンキングなど、お金をインターネット上で扱うのであれば、絶対に外せないのがこれ!
ワンタイムパスワード。
1回使ったらもう使えなくなる、その名の通り「一時的パスワード」、使い捨てのパスワードです。
ログイン時に利用する所もあれば、振込を実行する前に利用する所もあります。
パスワードの発行には、乱数表方式、メール方式、トークン方式などがあり、この中でも便利で一番安全なのがトークン方式です。
トークンが標準装備されているところ
三井住友銀行
三井住友銀行でネットキャッシングを利用する場合、オンラインバンキングを利用する必要があります。
このオンラインバンキングに申し込むと自動的にワンタイムパスカード(別名:セキュリティトークン、トークン)がついてきます。
100均で売ってる電卓より薄く小さいくらいの大きさです。
とはいえ持ち歩くのにはちょっと邪魔くさいですよね。
出先でも使えるように専用アプリもありますので、「あ!あの支払い今日までだった!」なんてことがよくある人にはオススメです。
ジャパンネット銀行
トークンというものを、一般的な存在にしたのはここなのではと思うほどのパイオニア的存在!
家のカギを一回り大きくして、4枚くらい重ねたぐらいの大きさです。
キーホルダーに付けられるように金具がついていますが、正直持ち歩くには邪魔。
ジャパンネット銀行は、トークン代わりに「認証パネルアプリ」もリリースしてますので、ダウンロードしておくと安心です。
ソニー銀行
ソニー銀行のセキュリティ対策はかなり手厚いと思います。
ログインパスワードに加え、取引用パスワード、更にワンタイムパスワードの3つを入力するため、情報漏えいで狙われやすいログインパスワードがバレてしまっても大丈夫です。
大きさは小ぶりな消しゴムくらいで、今回紹介しているトークンの中では、恐らく一番小さいですね。
ただソニー銀行では、ワンタイムパスワード用のアプリがないのだけが残念。
トークンが標準装備されていないところ
みずほ銀行
みずほ銀行でオンラインバンキングの申し込みをすると、数字が羅列されている一枚のカードサイズの紙が届きます。
このカードの「右から2番目」や「左から4番目」など、画面で指示されている通りの数字を入力するという乱数表方式。
画面で指示される順番は毎回変わるので、ある意味ワンタイムパスワードと同じですが、何ともアナログな方式ですね。
もちろんみずほ銀行でもちゃんとカード型のトークンは作られているんですが、こちらは自分から申請しないと貰えないのです。
(しかも貰えるってことを、あまり分かりやすくはない場所でしか書いてないので、気付かない人が大半です)
住信SBIネット銀行
スマホアプリで「スマート認証」というアプリがありますが、トークンやワンタイムパスワードはありません。
アプリでそもそもログイン機能自体をロックしたり、解除したり出来るのは、ついつい無駄遣いしちゃう旦那さんや奥さんへの対策にもなります。
楽天銀行
楽天でもワンタイムパスワードはあるのですが、その発行方法がメールで通知されるというもの。
ボタン一つでOKなトークンと比べると、いちいちメールソフトを立ち上げて、コピペして…という方法は面倒くさいかもしれません。
ソフトウェアキーボードがある場合は積極的に活用しよう
ソニー銀行を始め、様々なオンラインバンキングで導入されている「ソフトウェアキーボード」。
画面に表示されるボタンをマウスでクリックして、IDやパスワードを入力するものです
普通のキーボードを利用すると、入力履歴が残り、その履歴を盗もうとするウイルスにパスワードを取られてしまいます。
それを防ぐためにも、ソフトウェアキーボードが導入されていれば積極的に活用しましょう。
まとめ
今回はネットキャッシング・オンラインバンキングを利用する際のセキュリティ対策についてお話しました。
ネットキャッシングが怖いと思われる理由の1つは、ネットでお金のやり取りをするのは何だか怖いという漠然とした不安によるものだと思います。
今回紹介したアイテムを利用すれば、安心してネットキャッシングを利用できるはずです!